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MARINE DEPARTMENT

海運事業【海洋部】

海運事業
  1. 船舶運航管理
  2. 船員派遣事業
  3. 船舶管理業務(保守・運航・配乗、船舶資機材手配・輸出)
  4. CTV船舶運航管理(船員派遣、船舶運航)

① 船舶運航管理

船舶運航管理は、船舶の運行を安全かつ効率的に行うための業務全般を指します。具体的には、船舶の運行スケジュールの策定、航路の選定、燃料管理、気象条件や海況の監視、船員の配置と安全管理などが含まれます。また、法律や規制を遵守し、運航中のトラブルや事故を未然に防ぐためのリスク管理や緊急対応計画の策定も重要です。さらに、コスト管理や運航効率を高めるための最適化も求められます。船舶運航管理は、船舶の安全性を確保するだけでなく、運航のスムーズさを保ちながら、経済的な運営を支える重要な業務です。

② 船員派遣事業

船員派遣事業は、船舶運航に必要な船員を外部から派遣する業務です。この業務は、船舶運航のために必要な専門知識や技能を持った船員を提供するもので、船舶所有者や運航事業者が直面する人員不足を解消する役割を果たします。船員派遣事業者は、船員の選定、教育・訓練、派遣後の勤務管理、契約内容の調整などを担当し、船員が適切な資格を有し、船舶の運航において高い安全基準を守れるように支援します。また、船員が国際的な規制や船舶の種類に応じた専門的な知識を持つことを確認することも重要です。船員派遣事業は、海運業界において柔軟で効率的な人材管理を提供し、船舶運航の安定性と安全性を確保するために欠かせない業務です。

③ 船舶管理業務(保守・運航・配乗、船舶資機材手配・輸出)

船舶管理業務は、船舶の運航を安全かつ効率的に行うために必要なさまざまな業務を含みます。まず、保守業務は、船舶の定期的な点検や修理を行い、運航中のトラブルを防止することが目的です。次に、運航・配乗業務は、船舶の運行計画や航路の設定、燃料管理、乗組員の配置などを行い、船舶の運航を円滑に進め、必要な船員を適切なタイミングで船舶に乗船させる業務で、船員の交代や配置を効率的に管理します。 船舶資機材手配では、船舶運航に必要な資材や設備の調達・管理を行い、船舶の機能を維持します。 輸出業務では、船舶を海外へ輸出する際の手続きをサポートし、国際的な規制に対応します。これらの業務を総合的に管理することで、船舶の安全運航と運営効率を向上させ、船舶所有者や運航事業者の負担を軽減します。

④ CTV船舶運航管理(船員派遣、船舶運航)

CTV(Crew Transfer Vessel)船舶運航管理は、主に海上風力発電所や海上施設へのスタッフや物資の輸送を行う船舶の運航を管理する業務です。CTV船は、特に波が高く、風の強い海域でも運航されるため、安全性が最も重要な要素となります。この業務には、船舶の運行計画、航路の設定、気象条件や海況の監視、船員の配置、安全対策の実施などが含まれます。また、船員派遣も重要な要素で、適切な資格を持つ船員を配置し、船舶が安全かつ効率的に運航できるようにサポートします。CTV運航管理では、風力発電所や海上施設への迅速かつ安定したスタッフの輸送を確保するために、柔軟かつ効率的な運航体制を構築し、定期的なメンテナンスや設備管理も行います。これにより、海上施設での作業効率や安全性を高め、運航の持続可能性を支える重要な役割を果たします。

ENGINEERING DEPARTMENT

海・陸エンジニアリング事業【エンジニアリング部】

  1. 風力発電建設の支援業務
  2. 風力発電施設の保守管理
  3. 海底調査支援業務(ROVオペレーター)
  4. 掘削工事現場管理業、掘削機の保守メンテナンス業務
風力発電

① 風力発電建設の支援業務(仮組み・運搬・風車据付・風車内設備設置・設備調整業務)

洋上陸上問わず、風力発電建設の支援業務では、新規施設の設置時に必要な技術支援や運搬、据付作業を行い、施設が迅速かつ安全に運用開始できるようサポートします。分割された発電設備(タワー、ブレード、ナセル)は海上輸送で工場から近隣の港へ運ばれます。そこで仮組された風車は陸上風車なら専用車両で建設現場まで、洋上風車ならSEP船に積み込んで運搬されます。風車据付は、風車の設置作業を行うもので、陸上であれば大型のクローラークレーン、洋上であればSEP船のクレーンを用いてタワー、ナセル、ブレードを吊り上げ組み上げます。陸上・洋上共に作業は気象条件の影響を受けますが、特に洋上の作業は波風の影響を受けやすく天候含め変動の激しい環境下で行われるため、安全第一で作業を行います。次に、風車内設備の設置、調整は組み上げた風車の中に設置されている増速機、発電機のアライメント調整や各部の取付ボルトの増締め、各種センサー類の取付け等を行い設置した風車の内部の仕上げを行っていきます。風車の建設にはこのような工程があり、その一翼を担っております。

② 風力発電施設の保守管理(運転監視・定期点検・ベアリング交換等保守)

風力発電施設の保守管理業務は、施設が安定して運転し続けるために不可欠です。風車は、風の力を回転運動に変換し、そのエネルギーを電力に変える設備です。その中心的な部品である増速機、発電機、モーターなどは、長期間の運転において摩耗や劣化は避けられません。増速機は風車の回転速度を発電機が効率的に動作する速度に合わせるための重要な部品であり、その点検やメンテナンスは欠かせません。発電機は風車の発電能力を左右するため、定期的な点検とベアリング交換などの予防保全が必要です。ベアリングは回転部分の摩擦を減らす役割を持ち、摩耗すると風車の動作に影響を及ぼすことがあります。風車の各部が正常に動作しているかをチェックし、必要に応じて交換作業を行う事で安定した稼働が確保されます。また、洋上風力発電施設は海上に設置されるため、過酷な海洋環境にさらされることが多く、定期的な保守と点検が必要です。この業務には、風車の状態監視や設備の点検、故障対応などが含まれます。まず、風車の稼働状態の監視を行い、増速機や発電機、電気設備、その他各機器の状態をチェックし、摩耗や故障の兆候があれば事前に対処します。風車で故障が発生した場合、迅速な修理作業を行い、設備の機能を回復させます。これにより、ダウンタイムを最小限に抑え、発電効率を高めることができます。これらの保守点検業務は、施設の長期運営と持続可能なエネルギー供給を支えるために欠かせません。

③ 海底調査支援業務(ROVオペレーター)

海底調査支援業務におけるROV(遠隔操作無人探査機)オペレーターは、海底の調査や点検作業をサポートする重要な役割を担います。ROVは、深海や危険な環境下でも遠隔操作で高精度な調査を行うため、主に海底地形の調査、海底構造物の点検、ケーブルやパイプラインの検査、沈没物の発見・調査などに使用されます。ROVオペレーターは、ROVを操作し、リアルタイムで海底の映像やデータを取得し、調査対象の状況を詳細に分析します。 オペレーターは、ROVの操作技術に加えて、海底の環境に関する知識や、機器のトラブルシューティング能力も必要です。また、作業中は安全性を確保し、限られた視界や通信環境でも正確な操作が求められます。海底調査は、海底インフラの保守や新規施設の設置計画にも重要な情報を提供し、石油・ガス開発、風力発電の設置作業など、多岐にわたる業界で必要とされています。このように、ROVオペレーターは海底調査業務において不可欠な役割を果たします。

④ 掘削工事現場管理業、掘削機の保守メンテナンス業務

掘削工事現場管理業は、掘削作業の進行を監督し、効率的かつ安全に工事が行われるように管理する業務です。主な仕事には、掘削作業のスケジュール調整、現場スタッフの配置、安全管理、進捗確認、環境保護対策などが含まれます。掘削機やその他の機材が円滑に作業できるよう、機器の状態を常に監視し、必要なメンテナンスを実施することも重要な任務です。 掘削機の保守メンテナンス業務は、掘削作業を支える機械設備の維持管理を行う業務です。掘削機は過酷な条件下で連続的に使用されるため、定期的な点検と部品交換が不可欠です。これには、エンジンやポンプ、油圧システム、電気系統などの点検・整備が含まれ、機器の故障を未然に防ぎ、工事の遅延を防止します。保守メンテナンスを行うことで、掘削機の稼働率を最大化し、安全で効率的な工事を支援します。

NSTC

日本サバイバル
トレーニングセンター

日本サバイバルトレーニングセンター
  1. OPITO認証訓練(海洋資源開発事業者など)
  2. STCW基本訓練(船員の訓練及び資格証明並びに当直の国際条約)
  3. GWO基本安全訓練(風力発電設備所有者・従事者など)
  4. 潜水技術訓練(民間、公的機関の潜水従事者へ潜水技術、水難救助など)